2008年9月8日月曜日

夏フェス

こんにちは。Y平です。
朝晩、秋らしさが日に日に増していきますね。
皆さん夏はいかがお過ごしでしたか?

8月は私も人並みに、いわゆる夏フェスに二つ行ってきました。
といってもややマイナーなものですが…

まず一つめ。

以前からサマソニやWIREなど、ちょいちょい行っておりましたが、
今回は何気に初野外!
チケット余りのお誘いに便乗して行ったのはメタモルフォーゼ08。
http://www.metamo.info/

音楽には疎いので、そういう感想は誰かにお任せするとして、
本日はこの不思議な雰囲気を伝えたいと思います。

伊豆は修善寺、自転車の国サイクルスポーツセンター。
一応、日本最大のレイヴパーティと言われており、(屋内含めるとWIREですが…)
近年気になっていたイベントのひとつ。

何せ以前から怪しんでいてた珍スポット遊園地でもあり、
(だって自転車の国ですよ?!変なチャリがたくさんありますhttp://www.csc.or.jp/
辺鄙な山奥に若者ばかり数万人もやってくるオールナイトイベント、
そんなヘンテコなイベントは行くしかないでしょう。

今年はあいにく、終始霧雨な感じでしたが、
敷地が広いので散歩しながら楽しみました。


入場待ち。根気あるのみ。。駐車場をぐるっと若者だらけ…



とりあえず、到着したら友人がテント設置。野外フェスお決まりなかんじで。
といっても今回は一人用テントなので荷物置き場&本部基地として活用しました。

それにしても、近年のプチアウトドアブームに納得。
明らかに20~30代が99%を占めるであろうこのイベント、
こんなにみんなテント持ってるんだーー!!と同世代のテント所持率にびっくり。

そしてテントで隙間なく埋め尽くされた風景がなんとも不思議…
この守られた場所ではアウトドア度が低くやや物足りない気もしつつ、、。
でもここはフェス。
心地よい音楽がどこにいても流れてきて、
そんな音楽に包まれた空間で、ゆるゆるとみんな思い思いに楽しんでおり、
野外フェスの醍醐味はこの開放感なんだろうな~と実感。

WIREやエレグラなど完全屋内だと、逃げ場がないというか。
野外は好き勝手な雰囲気で気ままなんですね。。
道に寝転んだりして聞いている人もちらほら。

この半分遊園地っぽいシチュエーション、
見事にフェス仕様に彩られ、見渡しの良い高台から眺めると
きらきら光と行き来するアウトドアアウターの派手色な人々と
山に映し出すレーザー光が入り混じって
まるで映画のセットのような風景でした。どこか不思議な星の不思議な国。


地元出店の名物、鮎の塩焼きを食らう。うまいーー!


夜もたけなわ…
ステージ間移動中。至る所、照明使いがうまい。
友人が光の中を歩いていたのを撮ったら、すごいことに。。
ファンタスティック・プラネットの瞑想シーンぽいです。。見てみてください。


下は、普通の野外階段のはずが…
まるで、むかしバックミンスター・フラー展で見た光の万華鏡、ペンタキスの中のよう。

同じくフラー氏のジオデシックドーム風?のステージやブースもありました。


前日に急いで買ったポンチョ系レインコートが結局終始大活躍。
でもかわいくないんですよ…トホホ

全体的に、今のアウトドア服はおしゃれ度が低く、実用に走りすぎてはおりませんか…
選択枠自体少ない現状ですよね。

先日素敵なレインコートが入荷したヘイト、イベント後だったのでおしい!と思いつつ、
やっぱり買おうかな~と迷っている今日この頃です。
野外おしゃれ、USEDおすすめです。


そして最後に特筆すべきは、敷地内の露天風呂。
この写真のステージ横にあるんです!うわさには聞いておりましたが、、
確かに、4つ打ちガンガン響く箱の裏で、ちょうど貸切状態。
不思議にくつろぎました。仮眠室もうそみたいにゆるい。。



疲れたので朝すぐに帰りましたが、
自転車には一切からみがなかったのでそのうち昼間普通に遊びに行きたいです。


そしてもうひとつ。


東京JAZZ2008。
http://www.tokyo-jazz.com/

JAZZも詳しくない私ですが、日々よく聞かされていて
なんとなく素敵だなあと思っていたウッドベースの神が来ると知り聞きに行くことに。
しかし連れが行けなくなり急遽母を誘って有楽町国際フォーラム。

ロン・カーターさん最高です!!!
素敵すぎる… もううっとりです。

なんともジェントルでやさしい人柄が出すぎています。。
ウッドベースでなんであんなに伸びやかな音が出るの??
指が長いから?指力があるから?

白いスーツが似合いすぎる真摯な一団は、
紳士的で上品な音を、お互いを見ながらお互いの音を気にしながら
コミュニケーションをとるように奏でているのがなんとも素敵でした。
こ、こんなコミュニケーションがあったのか…

ちょっとボッサな素敵な音。

みなさんほんとやさしい笑顔で奏でておりました。
なんていい顔なんだ~なんて楽しそうに弾くんだろう!!きゅーーっとします

びっくりすることに、素人二人が
大地とか空とか、地球とか、宇宙とか
そんな雰囲気を感じたと思ってしまったのがすごい。。

他の皆様も素晴らしかった。いろんなJAZZの第一線を見れてよかったです。


それにしてもロン・カーターさんもう70歳超え!
現役で生演奏が聞けてなんともありがたい経験です。
ほんと偉大な彼に感謝。そんな気持ちでいっぱいでした。

http://www.roncarter.net/officialSite.html