2008年12月18日木曜日

海老イモちゃん

こんにちは。あやです。
 


わたしの故郷・京都のお正月料理に『芋ぼう』というものがあります。
棒鱈を5~7日もかけてもどし、京野菜の海老芋とを炊きあわせた、とても滋味深い一品です。
 

ボウダラとは、真鱈をかちんかちんに乾燥させた保存食。棒みたいに硬いから棒ダラ?
山に囲まれた京都は、もともと新鮮な海の幸には恵まれておらず、今のように冷凍技術や流通手段が発達していなかった時代には、主にひと塩したものや干したものが食べられていたそうです。

そしてもうひとつの主役の海老芋。名前の通り、海老の殻に似た縞模様が特徴です。サトイモの一種できめの細かいねっとりした食感がたまりません。

このふたつを、よく味がしみるようゆっくりコトコトと炊いて出来上がりです。



長い前置きになりましたが、本題はここから。
 
タイトルになっている『海老イモちゃん』というのは、実は自宅で飼っている愛猫ミーの数あるあだ名のなかのひとつなのです。
お兄ちゃん猫のプーは、『ぷっぷ』『お兄ちゃん』『ぼく』くらいしか呼び名がないのですが、ミーは、『みぃみ』『みこちゃん』や前述の『海老イモちゃん』の他に
 
*アザラシおじさん・・・・お髭が立派だから
*みみずくおじさん・・・・みみずくに似ているから
*ころちゃん、むくむくちゃん・・・冬毛になると膨らむから
*トナカイさん(タイムリー!)・・・鼻が赤いから
*ちぃちゃん、ちこちゃん・・・小さいから
*ベビちゃん・・・・いつまでたっても赤ちゃんだから

などなどきりがありません。

そして最新のあだ名は『もぐら』。ある日とつぜん夫が「おい!もぐら!」呼びはじめましたが、ミーはちょっと嫌そうです。

















写真はハート型になって寝ている兄妹。ピンボケですが。