2009年4月26日日曜日

MILK

G.W突入ですね~!なんと昨日から16連休の方もいらっしゃるとか!どこか行かずには居られませんよね!
昨日お休みを頂いた私は、久し振りに友達と出かける約束だったのですが、あいにく一日中雨だったので、
急遽 映画を見に行きました。新宿のバルト9(丸井の上の・・)ものすごい込んでました。
雨の休日って、なるほどなぁ~とか思いながら、何を見ようか考えた結果、選ばれたのは

『MILK』
『MILK』チラシより・(C)2008 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

舞台がサンフランシスコな事もあって気になっていたので、見ました。
サンフランシスコは仕入れでも行っていますし、何よりもHAIGHT&ASHBURYの原点ですから!

話題の映画なので、見られた方も多いと思いますが、ほんの30年前にアメリカで実際にあったお話です。アメリカで初めてゲイであることを公表して公職に就き、マイノリティのために戦った人物、ハーヴィ・ミルク。こんな凄い人がいて、今のカストロ・ストリートがあり、今のサンフランシスコがあるんだって、
恥ずかしながら全然知りませんでした。いつも通るカストロ・ストリート、マーケットやヘイトなど、
行った事のある場所が沢山出てきましたが、知ってる~なんて言っちゃいけない気分です。何も知りませんでした。

ここで言うマイノリティは同性愛者の事ですが、私個人としては、同性愛に限らずやっぱり人はみんな違うもので、違う感覚を持っているからからこそ魅力的なんだとは思います。でも、頭ではそう思ってい
ても、大勢の意見や考えと違う事、自分の意見や感覚を全てカミングアウトする事は、勇気がいる事でもあります。隠す事で安心してしまうのかもしれません。でもやっぱりそれは嘘です。きっとそんな自分は幻です。解っています。でもなかなか出来ない。・・・ってゆうか、やってないだけじゃん!!
情けない・・自分。
自分に嘘をつかずに生きているほうが、魅力的だなと思います。ならば、そうしよう!


本来なら、<みんな違って、みんないい>はずの世の中が、ただただ黙して語らないことの上に成り立っているのだとしたら、これほどのまやかしは、ほかにないのではなかろうか。MILKについての記事を読んでいて見た一文です。


洋服は一つの自己表現です。その日の気分や、考えている事、感覚、生活、色んな事が表現できます。せっかくこの仕事をしているわけなので、思いっきりそれを楽しみたいと、改めて感じました。


ひさびさの映画館、テーマパークみたいな賑わいで、楽しかったです。雨もいいかもですね!加藤